お墓の種類

手元供養のメリット・デメリットについて

手元供養とは?

最近ではお墓をもともと持ってない人、お墓を買えない人が増えてきています。
お墓が田舎にあると、遠くてなかなかお墓参りが不便なことや、承継者不足でお寺などに永代供養として任せる人が増えていること、子供達に負担の少ない散骨や樹木葬などを希望する人が増えていること、数百万の費用が必要になるお墓を建てたり維持する余裕が経済的に難しいなど、多くの要因によってお墓離れが進んでいます。
そんな中、手元供養を利用する方が増えてきているようです。
手元供養とはどのような供養方法かをご説明します。

手元供養とは2000年以降に増加し始めたお墓やお仏壇に代わる供養の方法で、ご遺骨を骨壺やペンダント、リングなどのアクセサリーの内部に収め自宅で管理し供養する新しい供養形態のことです。 また、ご遺骨を加工せずに保管する方法として、容器の中にご遺骨の一部をそのまま保管したり粉砕してご遺灰にしてから保管するミニ骨壺や骨壷があります。 位牌の形をしたものや大理石の墓石風容器などデザインのバリエーションは豊富で、素材は木製や陶器、ガラス、金属製などいろんな種類から選べるんですよ!

自宅で供養することから自宅供養とも言われ「生活の中で故人をより身近に感じていたい」「遠方のお墓に訪れることなく、故人を偲びたい」などのご遺族の想いにも柔軟に対応できる供養の方法です。そのため、とても身近な供養方法と言えるでしょう。
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手元供養のメリット・デメリット

手元供養のメリット

  • 遠方までお参りに行く必要がない
  • 故人を身近に感じらることができる
  • 費用を低く抑えることができる

手元供養のデメリット

  • ご家族の中で受け入れられない場合がある
  • 紛失してしまう可能性がある

わざわざお墓参りに行かなくていいというのは最大のメリットですよね!
夏の日差しのきつい暑い中、冬の厳しい寒さの中。
自宅で手を合わせれば、すぐお参りできます。
毎日、線香をあげることもできますし、寂しくないですよね。

また、お墓をお寺が管理する墓所に建てる場合、初期費用で墓石だけでも100~300万円ほどが必要なり、その後毎年管理費用などが発生します。
墓所内管理は自分でしなければいけないので遠地ある場合、お墓に行くための交通費が必要です。
お寺などへの寄付が必要になる場合もありますので、資金がいくらあっても足りなそうですよね。。。
手元供養の場合はお墓がありませんので、全体的な費用をかなり抑えられることが出来るのがメリットといえるでしょう。

デメリットの方ですが、以前と比べると手元供養する人が徐々に増えていますが、古くからの慣習やしきたりでお寺や墓所にあるお墓に納骨して供養するのが当然と考える人もいらっしゃいます。新しい供養方法なので抵抗感を感じて受け入れられない人も多いようです。
さらに火事や地震、水害などの災害によりご遺骨を紛失する可能性が考えられます。
災害は予想できず、回避できない事態であるため、紛失してしまってもどうしようもありません。
その辺のデメリットもふまえて検討された方がいいでしょう。

分骨供養で残った遺骨の供養方法

手元供養を行うその前に、全骨供養分骨供養か決めなければなりません。
全骨供養の場合は、保管方法の選択肢が少なくなることがあります。
分骨供養を場合は、残った遺骨の供養を行う必要があります

例えば、遺骨をアクセサリーなどにする場合は全ての遺骨を加工することは難しいので、加工されなかった分の遺骨が残ります。
お墓がない場合、その残った遺骨をどうするのか考えなければなりません。
アクセサリーにするために粉骨にした遺骨が残ってしまった場合でも利用できます。

そんな時、よく利用されているのが送骨です。

送骨とは配達サービスを利用してお寺や霊園にご遺骨を送り、そのまま納骨してもらうことをいいます。
納骨先のお墓の形態はお寺・霊園が管理・供養を永代にわたって行う永代供養墓が多く、合葬型の永代供養墓で非常に低価格に納骨できることが特徴です!

申し込みをしたら、遺骨梱包キットが送られてきますので、その箱に遺骨を入れて、また送り返すシステムです。
分かりやすくて、簡単なので、近年とても人気のあるサービスのようです!!

どなたでもOK!送骨web申し込み


送骨(そうこつ)ってどういうもの?

自宅に居ながら遺骨を整理できる『送骨』 送骨とは、配達サービスを利用してお寺や霊園に遺骨を送り、納骨してもらうことを言います。 跡継ぎのあるなしに関わらず、お寺や霊園の墓地管理者がお墓をきれいにして供 ...



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