普通の葬儀・お墓にはお金がかかる!
一般的なお葬式をした場合およそ200万円、お墓を1基建てるとおよそ300万円のお金がかかり、お葬式とお墓の合計で500万円程のお金がかかることになります。

もう少し安く処分する方法はないの?
日本の法律では火葬・埋葬は必ず行わなければなりませんが、宗教的な儀式については決まりがないため、最低限の火葬・埋葬のみを行うことでかなり費用を抑えることができます。
直葬にかかる費用
直葬(ちょくそう)とはお通夜や告別式などの儀式を一切省き、火葬のみを行う葬儀のことです。
宗教的な儀式に価値を見出せない人や、経済的な理由で一般的なお葬式ができない人などが直葬を選択することが増えています。
お坊さんにお経を読んでもらったり、葬儀に人を呼べば会場のレンタル費用や飲食代がかかりますので、ここを省略することで100万円以上節約できることもあります。
多くの人が葬儀を簡略化したいと考えるようになったお陰で、直葬プランを用意する葬儀社も増えてきました。
各社によって多少の差はありますが、10万円台で直葬プランを用意していることがほとんどです。
遺体の保管・納棺・火葬場までの搬送などが費用に含まれますが、火葬料は別途必要となるため、火葬料を合わせると20万円ほどで直葬できることになります。
火葬料
公営の火葬場か民営の火葬場かによって、また地域によって価格に差はありますが、公営の火葬場の方が料金は安く設定されています。
東京都23区の公営火葬場の利用料
公営火葬場A
東京都民
7歳以上 61,000円
7歳未満 35,300円
東京都民以外
7歳以上 73,200円
7歳未満 42,360円
公営火葬場B
港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷区住民
12歳以上 40,000円
12歳未満 24,400円
5区以外の住民
12歳以上 80,000円
12歳未満 48,800円
大阪市の公営火葬場の利用料
大阪市民
大人(10歳以上)10,000円
大人(10歳未満)6,000円
大阪市民以外
大人(10歳以上)60,000円
大人(10歳未満)36,000円
福岡市の公営火葬場の利用料
福岡市葬祭場で火葬できるのは、以下の場合に限られます。
1.福岡市に住民票がある方が死亡された場合
2.福岡市外に住民票がある方が福岡市内で亡くなった場合
3.福岡市外に住民票がある方が亡くなった場合で、利用申請者の方の住民票が福岡市にある場合
※これ以外の場合、福岡市葬祭場での火葬はできません。
福岡市民
大人(10歳以上)20,000円
小人(10歳未満)10,000円
福岡市民以外
大人(10歳以上)70,000円
小人(10歳未満)35,000円
遺骨を持ち帰らなければゼロ葬
ゼロ葬とは遺骨を持ち帰らず、火葬場で処分してもらうことを言います。
しかし多くの火葬場では収骨義務を課しており、遺骨を全く持ち帰らずに済ませるのは難しいことが多いです。

こう考えるのは最もですが、火葬場まで遺体を運ぶための輸送費の方が高くつきます。
また収骨しなくていい火葬場でも処分費用がかかるところもあります。
ゼロ葬=ゼロ円ではありません。
4万円で済む遺骨処理


送骨の特徴
- 定額
- 永代供養
- 宗派・宗教不問
送骨を利用すれば、自分で霊園まで遺骨を運ぶ必要もありません。
遺骨を受け取った霊園がきちんと埋葬をしたうえで供養まで行ってくれます。
その後の管理費用なども一切かかりませんので、なるべく安く遺骨を処分したい方におすすめの方法となっています。
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送骨(そうこつ)ってどういうもの?
自宅に居ながら遺骨を整理できる『送骨』 送骨とは、配達サービスを利用してお寺や霊園に遺骨を送り、納骨してもらうことを言います。 跡継ぎのあるなしに関わらず、お寺や霊園の墓地管理者がお墓をきれいにして供 ...