
しかし、両親ともに足腰が弱り、施設に入ることに...

檀家制度
お墓は代々継いでいくものという時代は終わりつつあるのかもしれません。気持ちは複雑でも、お墓がある以上息子である以上、お墓を継がない選択しはありませんでした。
檀家制度も同じで嫁ぎ先がお寺の檀家になっていたら、お嫁さんも必然的にそこの檀家に...
檀家とは?
特定の寺に属し、布施をして寺の財政を助ける家。
特定のお寺のことを菩提寺(ぼだいじ)、または檀那寺(だんなでら)といい、供養や法要を任せます。
檀家の費用
檀家になっていると、お寺の改修費や維持費などの寄付、法要のお布施などを負担することになります。お寺では年に数回の法要、年中行事が行われており、春と夏のお彼岸やお盆は有名ですよね。この他にも、修正会・涅槃会・灌仏会・施餓鬼会・御会式・報恩講・成道会などお釈迦様にちなんだ法要があります。この法要のたびにお布施を納めることになり、段々と辛くなり離檀する家庭も少なくありません。
離檀の理由
まず、離檀するからといって罰が当たる、天罰が下るなんてことはありません。お寺さんによっては、離檀の話をした途端に気分を害され、罵ってしまうところもあるそうですが、天罰が下るなんてそんなことがあってはいけません。離檀するといっても、供養しないと言っているわけではないですものね。何かしら理由があるからお寺を離れると決めたのです。そして、別の違った方法で供養すると決めたんですから。
主な離檀理由がこちら
- 金銭的に辛い
- 遠方に住んでいてお墓の管理ができない
- お墓を継げない
勝手に離檀することはできないので、お寺さんにその意思を伝えなければいけません。
お寺によっては、気を悪くし300万円の離檀料を徴収するところもあるので、初めから離檀します!の一点張りではなく、相談なんですが...と物腰柔らかく、あくまでも相談という形で話す方が、お互いの為にもいいかもしれません。
檀家・離檀・墓じまいとは?
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用語集
お骨やお墓について調べるにあたり、馴染みのない言葉に遭遇することもあるかと思います。普段あまり聞き覚えのない用語について、読み方や意味などを簡単にご紹介します。 永代供養(えいたいくよう) 数世代にわ ...
霊園ではなく、檀家になっているお寺内にお墓がある場合、お寺の土地を借りている形になっているはずですので、離檀と同時にお墓を他へ移設するのは自然な流れです。

自宅近くに新たにお墓を建てることも考えましたが、墓じまいの費用もありましたし、経済的に厳しいです。
新しい供養の仕方【送骨】

遺骨はゆうパックで送ることができます。

送骨の特徴
- 郵送なので全国どこにいても利用できる
- 永代供養ができる
- 管理費用がかからない
- 生前の宗旨・宗派は関係ない

送骨の費用は3種類
- 39,800円【合葬】
- 79,800円【合葬・名札画像及び埋蔵証明書発送】
- 398,000円【20年間個別後、合葬・名札部分の画像及び埋蔵証明書発送】

離檀のことを伝えると、気分を害してしまうお寺さんの気持ちもわからなくはないと思います。これまでに、先祖代々の供養をしてもらってきましたから。そして、ご先祖様の中には身の上相談をしてきた方もいるかもしれません。
しかし、時代の流れとともに、色々なものが変わってきているのは確かです。送骨のように、供養の仕方も変わりつつありますし。お寺との付き合いが負担に思うことは何の罪でもないと思います。肝心なのは、ご先祖様を供養する気持ちですものね。